
本橋 明彦
国家資格:はり師、きゅう師、作業療法士
所属:YNSA学会、東洋はり医学会、所沢市鍼灸師会、埼玉県鍼灸師会
せんねん灸セルフケアサポーター、ドイツ徒手医学認定マニュアルセラピスト、NLPプラクティショナー、認知症ケア専門士、福祉用具専門相談員
ご覧いただきありがとうございます。私が初めて鍼を受けたのは中学生でした。首の後ろの凝りがつらく、いつも張りを感じていました。この凝りはマッサージでは取れない、鍼で直接刺すのが良いのでは?と思ったのがきっかけです。鍼灸師も進路の一つでしたので、迷いなく鍼灸を受けたことを覚えています。
「西洋医学と東洋医学の両面から、”あなたの健康”を支えたい」
・医療、介護現場から東洋医学へ”本当の改善”を求めて
私は長年、作業療法士として医療保険のリハビリや介護保険分野に携わってきました。回復期リハビリ病院に勤務していた頃、世界標準であるドイツ徒手医学に触れ、痛みを救えるプロとして日々研鑽してまいりました。回復期病院では脳血管疾患、神経難病、整形外科疾患、精神疾患の方など様々な患者様を担当させていただきました。
その後、「退院後の生活が知りたい」「脳梗塞により麻痺した手を実用手レベルまで回復させたい」と思うようになり、訪問看護ステーションを経て介護予防事業に関わりました。その中で「薬やリハビリでも効果がない痛み」や「診断名のつかない不調」で困っている方々と出会いました。
・「現代医学の治療の限界」と「東洋医学の可能性」に気付き鍼灸の道へ
日々の臨床で、もっと早い段階で関わることができないか、もう少し早く出会えていれば何とかできたのではないかとの思いが強くなっていきました。早期の予防には「未病」の考え方と未病に対する手段を身に付ける必要性があると思いました。
・症状の根本的なアプローチができる鍼灸師を目指す
小さい頃から鍼灸の世界感が好きなこと、恩師である中医鍼灸の先生の後押しもあり鍼灸師免許を取得。日本鍼灸にはリハビリ以上に流派が多いことに驚きました。その中で出会ったのが経絡治療とYNSA(山元式新頭鍼療法)です。特に”脈診”と”生きたツボ”が取れることを目指し現在も勉強中です。心身の声に耳を傾け、一人ひとりの人生に寄り添う施術を目指しています。
YNSAでは原因不明の痛みや症状に有効だと感じています。しかし個人的には脈診における変化は少なく、経絡治療だけでは変化を感じてもらいにくいなと感じていました。両者の不足を融合することで補えないかと考え、最大限の効果を出せるよう努力しています。あまり流派の型にこだわり過ぎず、その人に合う方法を模索しています。
現在も作業療法士として介護予防事業に関わり、体操や動作・運動指導、ツボの話など予防に役立ててもらえるよう活動中です。いま楽しめていること、旅行や趣味活動をいつまでも続けてほしい。障害によりあきらめてしまった活動を再開してほしい。
人体のことはわからないことだらけです。可能性は無限大であると思っています。
好きな言葉に「一期一会」「行雲流水」「時節因縁」があります。出会いや出来事に感謝し、その瞬間に誠心誠意を込めて向き合うこと。医療従事者として忘れないよう心がけています。
2023年10月所沢市に開業致しました。予防の大切さを伝え、健康寿命を支えたいという思いから鍼灸師の免許を取得しました。ご相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。